研究課題/領域番号 |
18K04450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 広島工業大学 |
研究代表者 |
坂本 英輔 広島工業大学, 工学部, 教授 (40583539)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | モルタル / コンクリート / 改良型圧密試験装置 / 調合推定 / 単位容積質量 / 圧縮強度 / セメント水比 / 密度 / 透水性型枠工法 / 真空脱水処理工法 / 中性化速度係数 / 圧密特性 / 透水・脱水工法 / セメント水比分析 |
研究成果の概要 |
フレッシュモルタルおよびコンクリートの圧密特性を明らかにするため,研究代表者が既報で用いた圧密試験装置の主な問題点を改善した改良型圧密試験装置を作製して,圧密試験を実施した。これにより,調合条件および圧密圧力がフレッシュモルタルおよびコンクリートの脱水量や硬化後の単位容積質量,圧縮強度およびセメント水比に及ぼす影響が明らかになった。また,透水・脱水工法による品質改善効果を把握するため,水セメント比の異なる真空脱水コンクリートおよび透水性型枠コンクリートの実大模擬供試体を用いた実験を実施した。これにより,処理面からの単位容積質量,圧縮強度およびセメント水比分布が定量的に明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
改良型圧密試験装置を作製して,フレッシュモルタルおよびコンクリートの圧密試験を実施し,調合条件および圧密圧力がフレッシュモルタルおよびコンクリートのフレッシュ性状や硬化後の性状に及ぼす影響を明らかにした。また,真空脱水コンクリートおよび透水性型枠コンクリートの実大模擬供試体を用いた実験を実施することで,それぞれの工法による品質改善効果を定量的に把握した。これらの成果により,透水・脱水工法を行ったコンクリートの表層からの品質改善効果を定量的に評価・推定するためのモデル構築の前段階に至ったと言える。
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