研究課題/領域番号 |
18K04583
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
新宅 英司 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (50263728)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 波浪衝撃力計測 / 高分子圧電フィルム / 圧電衝撃力センサ / 太陽光発電システム / 無線通信システム / 圧電センサ / 無線計測システム / クラウドストレージ / 波浪衝撃力 / 計測システム / 高分子圧電材料 / 太陽光発電 / 複合センサ / 衝撃力センサ / 波浪荷重 / 艤装品 / 安全性評価 |
研究成果の概要 |
本研究は船舶の甲板上に設置された機器に作用する波浪衝撃力を測定・記録するための計測システムを開発することを目的とし,高分子圧電材料を用いて薄型で柔軟な波浪衝撃力センサとセンサ用の計測システムを開発した。 研究の結果,波浪衝撃力計測に適したセンサの形状・構造を提案するとともに,実験によりセンサの水衝撃力計測性能を検証した。また,開発した計測システムはフィルム型等の太陽光発電システム,及び二次電池を電源とし,振動,気温,日射量,太陽電池の発電量等のデータを計測・記録するとともに,取得したデータを無線通信でクラウド上のサーバに蓄積することを可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的を達成することで,これまで実船計測が困難であった甲板上の構造物,艤装品に作用する波浪衝撃力が計測可能となることで,艤装品設計技術の向上に寄与し,船舶の安全性向上に貢献できると考えられる。 また,近年,浮体式洋上風力発電に関する研究開発が実施されており,船舶とは異なり荒天時に設置位置を変更することが容易でない海上施設の安全を確保するために,将来的に本研究の成果の活用が期待できる。
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