研究課題/領域番号 |
18K04602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
諸星 穂積 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (10272387)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | シミュレーション分析 / 準乱数 / モンテカルロ法 / シミュレーション / 乱数 / 接合関数 / システム分析 |
研究成果の概要 |
高次元の互いに依存関係をもつシステムを分析するための,非一様な確率分布をシミュレーションするための技法に関する研究を行った.研究は,主に接合関数によるモデル推定のための,乱数/準乱数生成のアルゴリズムの開発とその実装,性能評価をいろいろな指標を用いて行った.考案したアルゴリズムは,既存の手法にはないいくつかの特徴を示すことができた.具体的な問題としては,施設配置問題におけるロバスト最適化問題や,議席配分問題における公平性の指標の計算などを扱った.これらの問題において,モンテカルロ法や準モンテカルロ法によるアルゴリズムを活用しいくつかの知見を得ることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高次元の非一様な乱数や準乱数の生成は,複雑な確率システム分析のためには必要不可欠な技術であるが.本研究では,一般的な多変量確率分布を統一的に扱う手法である接合関数を取り上げて,パラメトリックとノンパラメトリックの双方の立場から,アルゴリズムを考案した.特にノンパラメトリックな場合は,従来ほとんど研究が行われておらず,効率的なアルゴリズムを考案し性能評価を行ったことは,学術的な意義を持つと考える.またいくつかの応用例においては,シミュレーションを駆使した手法を活用すること自体新しい試みであり,今後も発展が望まれる内容を示すことができた.
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