研究課題/領域番号 |
18K04609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西村 悦子 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (60311784)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | コンテナ港湾 / コンテナ配置 / ターミナルレイアウト / コンテナターミナル / リソース割当 / レイアウト設計 |
研究成果の概要 |
コンテナ港湾における意思決定の高度化は、ソフトウェア上のシステム構築に重きを置かれるが、意思決定を複雑にするのは、ターミナルの立地場所、形状、使用されるリソースの挙動にある。 そこで、リソースのうち内陸側から到着するコンテナに着目し、コンテナの配置でターミナルレイアウトを評価する数学モデルを構築した。コンテナを複数コンテナによる群として扱い、時間メッシュも工夫することで、数学モデルの具体化を実現した。数値実験より、ターミナル形状、船の到着や荷役コンテナ数などによる影響分析を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、コンテナ港湾の運用問題をパラメータの取扱いを工夫することで数学モデルとして表現し、MIPソルバーならびにメタヒューリスティクスを利用して計算結果を求めることを確認した。今後の関連研究の数学的なモデル表現に大きく寄与するものである。 また社会的意義として、計算結果は、港湾計画の意思決定に対し、情報提供できるものであり、貨物需要や荷主・船会社の動向を反映させ、新しいシステム導入の際の定量的な評価に用いることできるものである。
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