研究課題/領域番号 |
18K04610
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 京都大学 (2019-2020) 奈良先端科学技術大学院大学 (2018) |
研究代表者 |
川原 純 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20572473)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | グラフアルゴリズム / データ構造 / 二分決定グラフ / 区間グラフ / 平面グラフ / ホットスポット検出 / 選挙区割 / ネットワーク信頼性評価 / グラフ最適化問題 / 組合せ最適化 / 列挙アルゴリズム / 多目的最適化 |
研究成果の概要 |
本研究では、解空間圧縮保持の技法において扱うことのできるグラフクラス、制約、目的関数を大幅に増やすことで、技法の有用性を高めた。ホットスポット検出、選挙区割を求める問題、クラウドソーシングのシャープレイ値計算、ノードの故障も考慮したネットワークの信頼性評価等、様々なグラフ最適化問題を解くための手法を提案し、有効性を示した。本研究では、解空間圧縮保持の技法を非専門家でも扱えるよう、ソフトウェアとして整備して公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実社会に現れる最適化問題は、整数計画法として定式化が行われ、CPLEX等のソルバーソフトウェアを用いて解かれることが多いが、グラフの問題では整数計画法による定式化が難しい場合がある。そのような問題に対しても、解空間圧縮保持の技法を用いて解くことができる可能性がある。本研究では、解空間圧縮保持の技法の有用性を高めるため、扱うことのできるグラフの種類や制約条件、目的関数等を強化し、いくつかのグラフ最適化問題を解くための手法を提案した。本研究では、解空間圧縮保持の技法を非専門家でも扱えるよう、ソフトウェアとして整備して公開した。
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