研究課題/領域番号 |
18K04625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
村上 啓介 関西大学, 商学部, 准教授 (90646457)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 組合せ最適化 / 輸送システム / アルゴリズム / 最適化モデル / 数理モデル |
研究成果の概要 |
本研究では,まず最適化モデルの構築を行った.具体的には,データ変動に対して柔軟に対応するために,データ変動を予測して変化に対して計画の変更を行いやすい最適化モデルと,効率的な経路を求めると同時に顧客満足度を考慮したモデルの構築を行った. 次に,最適化アルゴリズムの開発を行った.具体的には,問題の規模に応じて複数のアプローチを開発と,輸送車両台数を複数にした問題に対するヒューリスティック解法の開発を行った.その後,開発したアルゴリズムが機能するかを数値実験によるシミュレーションにより確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,近年のIT技術の発展に伴い現代社会が要求している答えと,数理としての最適化問題の解との差を縮める役割を果たす.その意味で学術的に重要な課題であると考える.また,コミュニティバスの例におけるバス・バス停・住民を,それぞれ輸送車・営業所・顧客と置き換えると,宅配などの物流業者の輸送システムにも応用できる. また学術的にも,最適化問題でありながら最適解を敢えて放棄して,解の変更のしやすさを追求するという点で新しい発想であり,非常に特色のあるアプローチであると思われる.
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