研究課題/領域番号 |
18K04632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25020:安全工学関連
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研究機関 | 信州大学 (2020) 新潟大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
藤沢 延行 信州大学, 工学部, 特任教授 (20165369)
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研究分担者 |
山縣 貴幸 新潟大学, 自然科学系, 助教 (50554284)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 配管減肉 / 流れ加速型腐食 / はく離流れ / 臨界レイノルズ数 / 表面流れ / 定量可視化 / 物質移動係数 / 超臨界レイノルズ数 / 表面流れの定量可視化 / 数値解析 / 減肉予測 / レイノルズ数 / 安全管理 |
研究成果の概要 |
原子力/火力プラント配管の安全管理上重要な課題として、流れ加速型腐食による配管減肉の現象解明とその予測技術の高度化がある。本研究では、広範囲のレイノルズ数における90°エルボの配管減肉の発生メカニズムを明らかにするため、種々のレイノルズ数と曲率の条件下においてエルボ内部ならびに下流側の物質移動係数と速度場の計測を行い、さらに、表面流れの可視化と定量計測を行うことで、物質移動係数と表面流れの相関関係を明らかにした。併せて、波状粗さによる物質移動係数の増大メカニズムを実験と数値解析の両面から検討することで、配管減肉の予測技術に関する新たな知見を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原子力/火力プラント配管の減肉はプラントの安全管理上重要な課題であり、減肉のメカニズム解明と予測法の確立はその運転上必要不可欠な技術である。本研究では、エルボにおける配管減肉を物質移動係数と表面流れの関係を実験的に評価し、それらの相関関係を初めて明らかにした。さらに、波状粗さの影響を実験と数値解析の両面から考察することで、配管減肉の予測法の基礎を確立した。
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