研究課題/領域番号 |
18K04679
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26010:金属材料物性関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
肖 英紀 (肖英紀) 秋田大学, 理工学研究科, 講師 (10719678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | スキルミオン / 合金 / 磁性 / 電子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
磁気スキルミオンと呼ばれるナノスケール磁気渦構造が、次世代磁気メモリの担体として期待されている。B20型構造をもつ遷移金属ゲルマニドは典型的なスキルミオンホスト材料であり、近年精力的に研究されているが、 ほとんどの場合これらの合成には高温高圧合成法が必要であり、元素選択が極めて限定的であった。そこで本研究は、より簡便に、かつ幅広い物質選択を可能にする合成手法として、メカニカルアロイング法をスキルミオン物質探索に応用することを目的とした。メカニカルアロイング法により、種々の2元系および3元系遷移金属ゲルマニドにおけるB20型構造の形成を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来高温高圧合成を必要としたB20型遷移金属ゲルマニドの簡便な合成法が確立し、今後同手法を用いて、B20型合金以外にも通常合成では現れない新規なスキルミオン物質の探索に応用可能であると考えられる。幅広い元素置換、組成制御が可能となり、次世代磁気メモリ開発に向けて、物質選択の幅が拡がることが期待される。
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