研究課題/領域番号 |
18K04730
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26030:複合材料および界面関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
芝本 幸平 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (50457834)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 太陽電池 / 表面プラズモン励起 / ナノ薄膜 / 疑似太陽光 / 色素増感 / 表面プラズモン / 酸化チタン / 金ナノ粒子 |
研究成果の概要 |
本研究課題において、申請者は自ら開発した金ナノ粒子の超高秩序二次元配列体の形成を利用し、その配列体を太陽電池基板上に作製することにより高効率な太陽電池発電効率を実現するために研究を行った。その結果、金ナノ粒子の孤立系超高秩序二次元配列体の表面プラズモン吸収波長の500-550nmおよび650-750nmと、他の吸収帯を持つ色素を組み合わせることで可視光領域において広い範囲で太陽光発電を確認することができた。また、これらの作製基板を複数回反射させることにより、可視光の吸収率を向上させることでさらに発電効率が向上できる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原発事故により我が国のエネルギー事情は大きく変化を遂げてしまったが、クリーンエネルギーである太陽光発電はその変化を乗り越えられるほどに可能性を秘めている。本研究では、現状では太陽光の利用可能な波長に制限がある太陽光発電の効率を上げるために、表面プラズモン励起や色素を利用することにより太陽光の利用可能波長領域の拡大に努め、我が国のエネルギー事情に一石を投じると考えている。
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