研究課題/領域番号 |
18K04754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26040:構造材料および機能材料関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
井上 晋一 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 助教 (30792585)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マグネシウム合金 / 不燃性 / 内部酸化 / 高温酸化 / 希土類 / Mg合金 / 難燃性 / 酸化皮膜 / 希土類元素 / 高強度 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、希土類元素添加Mg合金に対して安全性を確保する不燃性のみならず溶湯の健全性をも保つ高次不燃性付与技術の確立を目指す。より具体的には、均質かつ緻密な保護酸化皮膜の形成によって希土類の内部酸化を抑制し、高い機械的性質を発現するMg合金成分設計の指針を確立した。具体的には、内部酸化発生メカニズムの解明、内部酸化抑制技術の開発および不燃性と機械的性質を両立した希土類元素添加合金を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、希土類元素添加マグネシウム合金で発生する内部酸化現象に着目し、マグネシウム合金に高次の不燃性を付与する合金設計指針を確立することができたことが学術的および社会的意義となる。内部酸化発生メカニズムの解明は、今後、新規の希土類元素添加マグネシウム合金を開発するにあたって、重要な基礎データとなる。また、高温でマグネシウム合金で発生する内部酸化を抑制することで、高温での酸化皮膜の健全性を向上させることができたことで、マグネシウム合金の発火温度の増加という安全性だけでなく、鋳造などのマグネシウム合金の製造工程での溶湯の汚染を抑制することができた。
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