研究課題/領域番号 |
18K04801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26060:金属生産および資源生産関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
星山 康洋 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (10368201)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 凍結鋳型 / 鋳造 / 環境低負荷 / 消失模型 |
研究成果の概要 |
環境低負荷型の鋳造法として凍結鋳型鋳造法がある。この鋳造法は、氷を使った環境に優しい鋳造法であるが、氷を利用するために生じるいくつかの課題がある。その課題を解決するため、凍結鋳型鋳造法を応用した新たな鋳造法の開発を目的として研究を行った。凍結鋳型に消失模型を組み合わせたハイブリッド鋳型により、溶湯熱の影響を受けていない目的形状の鋳物が得られ、ハイブリッド鋳型で複数鋳物の同時作製や複雑形状鋳物の作製が可能であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鋳造業界は、工場周辺の環境悪化や工場内での労働環境の劣悪性などから様々な問題を抱えている。凍結鋳型は、氷を使った環境に優しい鋳型であるが、溶湯熱の影響による問題がある。本研究において、凍結鋳型の空洞部に消失模型を組み入れることで溶湯の充満挙動を変化させ、鋳型への溶湯熱の影響を抑制できることが明らかとなり、申請者らが考案したハイブリッド鋳型は新たな環境低負荷型の鋳物製造技術として期待できる。
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