研究課題/領域番号 |
18K04806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27010:移動現象および単位操作関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
塚田 まゆみ 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 技術職員 (70376870)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エアロゾル / 微粒子捕集 / 排出抑制 / 荷電粒子 / 粒子表面制御 / 気泡 / 超音波 / 粒子付着 |
研究成果の概要 |
従来法では捕集効率の低いサブミクロンからナノ領域の粒子径をもつ粒子を、高効率に液中捕集する新規法を実験室レベルで確立することを目的に、粒子発生部・荷電部、捕集部、計測部からなるシステムを用いて、粒子の種類やサイズ、水溶性・不溶性や親水性・疎水性などの特性を変え、捕集条件では、荷電印加電圧、液組成や温度、通気量や気泡の性状を調節することによる捕集性能の違いを調べた。さらに、発展・実用化のための基礎となる超音波印加による固体表面粒子の捕集や燃焼実機エアロゾルの付着特性の考察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られている成果は微粒子工学の基礎を与え、かつ、環境保全への多大な発展性をもつ上、エネルギーや材料開発分野への応用が可能な、工学上きわめて普遍性が高いもので、学術的な意義が非常に大きい。なお、生物系を含むよりサステイナブルな面での幅広い展開が可能である。また、排出エアロゾルの発生源実態解明、さらに、排出防止プロセスの連続化や汚染物質の再放出防止などのプロセス開発に資する重要な社会的意義をもつ。理論の一般化や実用新規開発には至らなかったが、今後の社会へのインパクトが強く応用範囲が広い研究課題である。
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