研究課題/領域番号 |
18K04831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
松橋 博美 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (70192341)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 固体塩基 / アルカリ土類金属酸化物 / 金属アルコキシド / 脱水 / 水和金属水酸化物 / 固ー液界面反応 / 固溶体 / 固体酸 / 固ー液界面 / 複合金属酸化物 / 固体超強酸 / 固体塩基触媒 / アルカリ土類金属水酸化物 / 加水分解 |
研究成果の概要 |
金属酸化物を合成する方法として,含水水酸化物から酸化物に変化する際に生成するH2Oを,金属アルコキシドの加水分解反応で除去する方法を検討した。この反応は,固相のSr(OH)2・8H2O,Ba(OH)2・8H2Oなどの含水水酸化物と,溶媒に溶解した液相のAl(OCH(CH3)2)3, Ti(OCH(CH3)2)4, Zr(OC3H7)4, Si(OC2H5)4との反応(固ー液界面反応)で,良く混合した複合酸化物前駆体を沈殿として得た。得られた固体を773 K以下で活性化した触媒は,塩基触媒反応である逆アルドール反応(ジアセトンアルコールの分解)に高活性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
固ー液界面反応は新規な複合酸化物合成法で,これまで固体塩基触媒として高活性であるとされてきたSrOやBaOについて,固体をアルコール中で混錬するという簡便な操作で,複合酸化物として合成することが可能となった。加えて,BaTiO3など,これまで固相反応によって高温で合成されてきたオキソ酸塩が,773 K程度の低温でも生成することが明らかとなった。
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