研究課題/領域番号 |
18K04842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中澤 光 東北大学, 工学研究科, 准教授 (40584991)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | タンパク質工学 / 無機ナノ粒子 / 酵素 / 表面提示 / キチナーゼ活性 / 抗菌活性 / クラスター化 / インターフェイス / 銀ナノ粒子 / キチナーゼ / 高密度提示 / 高活性化 / 安定化 / 酵素ライブラリー / 抗真菌剤 / ワンポット合成 |
研究成果の概要 |
日本カビ(カンジダ・アウレアス)が海外で強毒化し、欧米やアジアで初めて真菌症パンデミック(世界的流行)を引き起こした。新たな作用機序の抗真菌剤が望まれている。本申請では、高い抗細菌、抗真菌および抗ウイルス活性を有し、耐性が起きにくい銀ナノ粒子を土台として、その表面に長年天然の抗真菌剤として機能しつづけている酵素(キチナーゼ)を様々な比率でクラスター化することで、使用環境にあわせてオーダーメイド可能な、抗真菌活性を増強するナノバイオ抗真菌剤を提案する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、全く異なる安定性や機能、および反応環境を有する無機ナノ粒子とタンパク質という2種の物質の融合研究である。両方の性質を十分に活かす最適条件と構造を開発することで波及効果を見込む。 社会的意義については、耐性を持ちやすい真菌症のパンデミックに対抗する手段として新たな作用機序の抗真菌剤を開発し社会に貢献する。
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