研究課題/領域番号 |
18K04859
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
加藤 義雄 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (20415657)
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研究分担者 |
竹下 大二郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (80613265)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 制限酵素 / ゲノム編集 / DNA / 立体構造 / タンパク質 / FokI / 構造解析 / 立体構造解析 |
研究成果の概要 |
TypeIISに属する制限酵素FokIのDNA認識切断機構を解明するため、FokI-DNA複合体の立体構造解析を目指した。精製したFokIとDNAの複合体の結晶化条件を探索し、複数の条件において形成された結晶について、X線を当ててみたが、解析可能な回折像を得ることができなかった。これは、FokIとDNAが特徴的な多量体を形成しているためであると考えられた。Type IIS酵素の構造的な理解が深まることによって、精緻なゲノム編集や、巨大DNA分子のその応用先も広がることが想定される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TypeIIS制限酵素は、ゲノム編集技術や人工遺伝子合成技術に活用されている。しかしTypeII制限酵素がどの様にしてDNAを認識しているのか、まだ明らかになってない点が多く存在している。そこで、TypeII制限酵素に属するFokI制限酵素を題材として、その認識メカニズムの解明を目指している。FokI制限酵素は、DNAと1:1で単純に相互作用していないことがわかった。今後の解析を深めていくことにより、より厳密なゲノム編集技術や人工遺伝子合成技術へと展開していくことが期待される。
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