研究課題/領域番号 |
18K05017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
横山 良平 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70158385)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エネルギーシステム工学 / 分散型エネルギーシステム / 最適化 / 混合整数線形計画法 |
研究成果の概要 |
分散型エネルギーシステムの設計を対象として,これまでに構築してきた独自性の高い最適化手法を基盤として,(1) 最適化計算の効率化:モデル縮約手法の開発,並列計算手法の開発,(2) 最適化計算の機能拡張:多目的最適化への適用,K-ベスト解導出への適用,(3) 応用展開:ロバスト最適設計への適用,蓄エネルギー機器を有するシステムへの適用,時間集約による近似最適設計への適用,MILPソルバーへの実装および汎用化,など多様な課題の研究を着実に実施することによって,最適化手法を飛躍的に発展させ,実用に耐えられる最適化手法の構築を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
分散型エネルギーシステムの設計への最適化手法の適用に関する研究は,最適化計算に必要なソルバーの高性能化に伴って近年盛んに行われるようになっている.その中でもこれまでに構築してきた最適化手法は独自性が高く,それに加えて本課題で行った最適化手法の高性能化および高機能化に関する研究によって得られた成果は,エネルギーシステムを対象とするシステム工学の学術分野の発展に貢献することができる.一方,構築した最適化手法を実際の分散型エネルギーシステムの設計に活用することによって,エネルギーのシステム的な有効利用という観点から,CO2排出量の削減や省エネルギー化に貢献することができる.
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