研究課題/領域番号 |
18K05027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分32010:基礎物理化学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
畑田 圭介 富山大学, 学術研究部理学系, 准教授 (00813700)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 多重散乱理論 / XANES / EXAFS / MFPADs / 光電子角度分光 / X線角度分解光電子分光 / X線自由電子レーザー |
研究成果の概要 |
電子を加速するシンクロトロン放射光施設では、高速に加速された電子の進行方向を変えることで、高輝度なX線を幅広いエネルギー範囲で得ることができる。物質にそのX線を照射することで、原子・分子レベルの構造を解明することができる。本研究では、その解析を理論的に行うための理論ならびに理論プログラムの開発を行なった。この研究により、より詳細な理論解析が行えるようになった。この研究は、伊、仏、米、西、印五カ国との国際的共同研究のもと行われた。得られた研究成果は国際的な査読付き論文にて報告され、また学会にて発表された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シンクロトロンを利用して行われる、物質に対してのX線分光理論を発展させることは、物質への理解を助けるという意味で学術的意義がある。それだけではなく、産業への応用に対しても大きな意味を持っており、国内産業の世界的な競争力向上という意味でも社会的意義がある。 本研究は国内外の研究者と共同研究を行った国際的な研究である。本研究計画の成果は、査読付き論文10報、国内学会13件で報告された。
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