研究課題/領域番号 |
18K05118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33020:有機合成化学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
東郷 秀雄 千葉大学, 大学院理学研究院, 教授 (60217461)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ピラゾール / イソキサゾール / チアゾール / イミダゾール / キノリン / テトラゾール / フェナンスリジン / ワンポット合成 / オキサゾール / イソキノリン / 環化反応 / 1,3-ジヨード-5,5-ジメチルヒダントイン / N-ヨードスクシンイミド / 1工程合成反応 / イソキサゾリン / 1工程合成 / ヨウ素 / 芳香環 / ワンポット合成反応 |
研究成果の概要 |
芳香環とα-ブロモ塩化アセチル、AlCl3、及びチオアミドあるいはアミジンとの反応から4-アリールチアゾールや4-アリールイミダゾールが、アルキルアレーンとNBS、及びチオ尿素との反応から2-アミノ-4-アリールチアゾールが、芳香環とβ-ブロモ塩化プロピオニル、AlCl3、及びヒドラジンとの反応から3-アリールピラゾールが、また、芳香環とカルボン酸塩化物、AlCl3、NH2OH、及びDPPAとの反応から5-アルキル-1-アリールテトラゾールが各々効率的に得られた。これらの含窒素芳香族複素環合成はいずれも遷移金属類を用いないワンポット反応で遂行できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
千葉県が世界的なヨウ素生産拠点であること、及びヨウ素が環境負荷の少ない元素であることから、ヨウ素及び関連ヨウ素試剤を用いた含窒素芳香族複素環の新規ワンポット合成反応開発、及びそれらの手法を用いた含窒素芳香族複素環骨格を有する生物活性・薬理活性化合物合成への応用を展開することにより、ヨウ素化学への学問的貢献ばかりでなく、地元ヨウ素生産メーカーへの貢献も大きい。これらのことから、本研究で得られる成果は非常に意義深いと判断される。
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