研究課題/領域番号 |
18K05134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33020:有機合成化学関連
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
折田 明浩 岡山理科大学, 工学部, 教授 (30262033)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アセチレン / ペンタレン / 渡環反応 / 光反応 / 光触媒 / ピレン / アントラセン / フェナントレン / スルホン / オレフィン / クリック反応 / アミノトリアゾール / ペリレン / エテニルスルホン / 色素 / ホスホリル / 保護 / アミノ / アンテナ分子 / 可視光色素 / 反芳香族 |
研究成果の概要 |
電子供与基と求引基を置換した可視光吸収アセチレン色素を合成した。この色素に単層カーボンナノチューブ(single wall carbon nanotube, SWCNT)と強力な親和性をもつフェロセンを置換し、自在に色素-SWCNT複合材料を簡便に調製する方法を開発した。また、アルコキシ基の置換位置が異なる一連のパイ拡張ピレン光触媒を合成し、光触媒の還元力をチューニングすることで、ジエンなどやや不安定なオレフィンの還元的合成に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再生可能エネルギーとして太陽光が高い注目を集めている。太陽光を高効率で利用するために可視光色素と単層カーボンナノチューブとを簡便に複合化する技術を開発した。ここで得られた色素-カーボンナノチューブ複合体はフレキシブルな光電変換素子として応用展開できる可能性を秘める。 光はクリーンエネルギーとして様々な化学反応に利用できる。ここでは還元能が異なる3種のピレン光触媒を合成し、精密光還元反応へ応用した。この方法論は他の光反応を用いた精密合成へも応用展開が可能である。
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