研究課題/領域番号 |
18K05141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34010:無機・錯体化学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
柘植 清志 富山大学, 学術研究部理学系, 教授 (60280583)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 発光 / 混晶化 / 強発光性 / ドーピング / エネルギー移動 / 銀 / 銅 / ピラジン / 混晶 / 配位高分子 / ドーピングy |
研究成果の概要 |
本研究では新規発光性銅及び銀錯体ユニットの合成を行った。発光性配位高分子をホスト化合物として、混晶化を利用することによりホスト化合物内にあらたな強発光性の銅及び銀発光ユニットを新規に合成し、その物性とユニット間のエネルギー移動について検討を行った。また、研究の過程で得られた知見を利用して、一連の新規単一型銀発光性銀配位高分子を合成し、対応する銅配位高分子と比較することにより、銀錯体の発光性を制御する要因を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発光性の化合物は、発光素子、センサーなどに応用されている。銅や銀は比較的安価な金属であり新規発光ユニットの創出やその制御は、発光性ユニットとしての利用にとって重要である。本研究では配位高分子をホスト化合物として利用することにより、単一化合物としては合成が難しい新規の強発光性ユニットを混晶中に創出できることを示した。また、銀錯体の系統的な合成と対応する銅錯体との比較により、銅錯体の発光エネルギーから銀錯体の発光エネルギーの予測が可能であることも示すことができた。
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