研究課題/領域番号 |
18K05147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34010:無機・錯体化学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
水田 勉 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 教授 (70221603)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 銀ナノクラスター / アルキニル配位子 / 錯体配位子 / 配位子置換反応 / ナノクラスター / アルキニル銀 / ヒドリドクラスター / 平面保護配位子 / 金属クラスター / 銀クラスター / 末端アルキン / 環化反応 / AAC反応 / 超原子効果 / トリアゾール環 |
研究成果の概要 |
平面三角形錯体配位子を保護配位子に用いれば、効率的に多面体骨格の金属ナノクラスターを保護できると考えた。三角平面型銅アルキニル錯体を用いて籠型構造を作り、その中に[Ag13H8]5+ポリヒドリド銀クラスターを内包させた。 銀アルキニルナノクラスターの反応性を明らかにするため、アルキニル配位子の交換反応を調べた。電子供与性の置換基をもつとσ供与だけでなくπ供与も大きくなりクラスターにより強く結合することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
金属ナノ粒子は、光センサーや発光などの光物性や高効率化学反応のための触媒として次世代を担う新物質群である。金属ナノ粒子の構造を知る手段として、配位子よって保護された金属ナノクラスターの構造解明は、極めて重要であり。そこで得られる構造的知見や、それに基づいた反応の理解は、金属ナノ粒子の化学の基盤的情報をなすものである。
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