研究課題/領域番号 |
18K05203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 (2020) 首都大学東京 (2018-2019) |
研究代表者 |
竹歳 絢子 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 非常勤教員 (50533056)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 触媒 / 金クラスター / 金ナノ粒子 / 酸素酸化 / マイクロ波 |
研究成果の概要 |
マイクロ波の吸収効率の高い金属酸化物担持金クラスター触媒調製の手法として、マイクロ波照射により金を還元する検討をした。還元度合は5割とまだ不十分ではあるが、保護剤を使用せずに、クラスターサイズの金を分散担持できた。また、香料となるエチルエステル合成にも取り組み、酸化亜鉛担持金触媒を用いることで、反応性の低い脂肪族アルデヒドとエタノールでも酸化的エステル化が進行し、効率よくエチルエステルが得られることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
金触媒調製時、担体のマイクロ波吸収効率が高い場合、マイクロ波加熱により還元まで行うことが、クラスターサイズの金を担持するのに有効であるとわかった。今後さらなる条件検討により還元度合を制御できれば、金クラスター触媒の一般的な調製法となることが期待できる。エチルエステル合成については、現行のプロセスではアルデヒドから2工程必要だが、金触媒を用いることにより1工程に短縮でき、化学プロセスのシンプル化につながる。
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