研究課題/領域番号 |
18K05207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
加古 哲也 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 主任研究員 (00399411)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 光 / 二酸化炭素 / 温暖化 / 還元 / メタン / 二酸化炭素還元 / 表面プラズモン |
研究成果の概要 |
二酸化炭素を触媒、光、水素を利用してメタンを始めとする化学エネルギーに効率よく変換する触媒材料及びそのシステムについて研究を行った。その結果、複数の実験系および触媒において表面プラズモン共鳴を有効に利用した光熱触媒反応が観測され、活性の向上が見られた。その活性向上効果は表面プラズモン共鳴を示す金属と合金の距離や光吸収能、担体などによって大きく影響を受け、また、その影響、効果についてのメカニズムについても併せて考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
二酸化炭素還元反応では比較的合成しづらいメタノールを常圧で銅触媒を用いることで初めて産出させることに成功した。メタノールはメタンよりも液体で保持しやすいので、運搬、移動という点でメリットがあると思われる。これらの成功には表面プラズモン共鳴が寄与しており、その効果を様々な触媒、(二酸化炭素還元メタン合成などの)反応系において確認できた。メタンの生成活性を向上させることにも成功した。
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