研究課題/領域番号 |
18K05213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分35010:高分子化学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
石毛 亮平 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20625264)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 全芳香族ポリイミド / リオトロピック液晶 / 偏光蛍光 / 偏光蛍光発光 / 液晶 / ポリイミド / イオン架橋 / せん断流動配向 / 含フッ素置換基 |
研究成果の概要 |
本研究では,芳香族ポリイミド(PI)の前駆体の一種で結合異性を制御したポリアミド酸エステル(PAE)が溶液状態で液晶性を示すことに着目して高蛍光性の全芳香族PIのPAEを設計・合成し,このPAEを配向処理後に熱イミド化して得られる配向が規制されたPIの配向膜を基盤材料とした各種分光・散乱法に基づき,「高分子鎖の配向・形態と蛍光性の相関」を解明し,耐熱性を有する偏光蛍光PI膜を作製した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
剛直な芳香族ポリイミドにおける分子鎖の配向・形態と蛍光性の相関について,その一端を明らかにした.これにより,固体中での分子鎖形態制御を基盤とする新規蛍光発光材料の設計指針確立のみならず,発光現象を通じて剛直高分子の主要物性(熱膨張,熱伝導,靱性,気体透過性等)に深く係わる局所形態や運動性を評価する新手法への発展が期待される.
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