研究課題/領域番号 |
18K05398
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
矢嶋 俊介 東京農業大学, 生命科学部, 教授 (90301548)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | X線結晶構造解析 / 基質認識 / コンフォメーション変化 / X線結晶構造解析 / 非天然化合物 / 放線菌 / 転写因子 / amidase / ヒドラジド |
研究成果の概要 |
自然界には存在しないヒドラジド化合物のいくつかを唯一の炭素源として生育可能な細菌(Microbacterium hydrocarbonoxydans)が、どのような仕組みで化合物を資化するのか、その仕組みについて遺伝子と蛋白質の視点から研究を行ってきた。X線結晶構造解析法という手法で、蛋白質の形を明らかにし、天然に無い化合物を蛋白質が結合、分解する仕組みを示すことができた。この結果により、様々な環境に対応して生存する細菌の適応能力の仕組みの一端を示すことできたと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間が単離可能な細菌の種類は、地球上に存在するうちの3%程度と言われる。細菌は様々な環境で生息をし、その中では、バイオレメディエーションのように、環境に望ましくない非天然の化合物を分解する能力を示す細菌もいる。本研究では、X線結晶構造解析法を用い、蛋白質の立体構造を明らかにすることで非天然のヒドラジド化合物を資化する機構を分子レベルで解明した。この知見は、遺伝子配列に従って作られる蛋白質構造から、分解可能な化合物を予測し、目的にあった細菌を選抜することに向けて新たな知見を提供できたと考える。
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