研究課題/領域番号 |
18K05401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38020:応用微生物学関連
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研究機関 | 新潟薬科大学 |
研究代表者 |
高久 洋暁 新潟薬科大学, 応用生命科学部, 教授 (70350717)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 油脂酵母 / Lipomyces starkeyi / トリアシルグリセロール / 変異株 / アシルCoA / 油脂蓄積変異株 / ケネディ経路 / NADPH / 油脂 / アシルCoA合成 / Percoll密度勾配遠心法 / 油脂合成 / 油脂分解 / 油脂蓄積 |
研究成果の概要 |
油脂酵母Lipomyces starkeyiは、様々な糖を資化して、細胞内に油脂を蓄積するユニークで産業価値の高い酵母である。しかしながら、産業化へ向けた応用用途へ活用する油脂酵母の油脂生産の基礎的な知見が少ない。そこで本研究では、油脂蓄積変異株を取得し、油脂蓄積性、油脂生産関連遺伝子の解析を行った。その結果、クエン酸を介したアシルCoA合成経路が油脂生産の鍵となる経路であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
油脂生産メカニズムに関する研究は、飢えの危険にさらされてきた生命が、余分なエネルギーを摂取したときに、それを脂肪の形で蓄積し、飢餓時にはその脂肪を利用して生きのびる現象であり、学術的な意義は高い。また、近年、世界人口の増加による油脂に需要増加は著しく、需要に対する油脂の安定供給や地球環境問題の観点から、廃棄物から油脂生産が可能な微生物による油脂生産メカニズムの解明は社会的意義が高い。
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