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ゲノム編集昆虫細胞による迅速なVLPワクチン大量生産法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K05551
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

馬橋 英章  お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (40785937)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードVLP / ワクチン / 昆虫細胞 / ウイルス様粒子 / 糖タンパク質 / ゲノム編集 / CRISPR-Cas9
研究成果の概要

モデルVLPとして日本脳炎ウイルスJEVを用いて、JEVのprM、Eタンパク質を同時に過剰発現することでVLPを作製した。PEIトランスフェクションを用いて振とう培養中のSf9細胞にprM、Eタンパク質をコードする遺伝子を一過性発現を行った。ショ糖濃度勾配遠心とゲルろ過クロマトグラフィーを用いてVLPの精製を行ったが、2本の主要なバンドが夾雑物として検出された。これら2本のタンパク質のバンドをエドマン分解法でN末端アミノ酸配列を決定した。しかし、データベース上にこれらのタンパク質に高い相同性を有するタンパク質は見当たらず、残念ながらこれらのタンパク質を同定することはできなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

VLPを振とう培養中のSf9細胞に一過性発現させることで産生させることができた。これまで安定的発現を用いて発現されていたVLPを、一過性発現で大量発現できるようになったことは、迅速なワクチン開発という点から非常に意義がある。
残念ながら同定できなかった2本のタンパク質のバンドも、他の方法で同定することができれば、VLP精製過程で取り除くことが難しい細胞由来タンパク質として除去することが可能となる。これにより、精製過程を簡便化し、より精製度の高いVLPを産生することができるようになる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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