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低肥料環境の収量性限界突破に寄与するイネ遺伝子座および座間相互作用の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K05577
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39010:遺伝育種科学関連
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

清水 顕史  滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (40409082)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード栄養ストレス耐性 / 遺伝育種学 / 植物栄養学 / 遺伝育種科学
研究成果の概要

イネの北海道品種ユーカラは連続無施肥水田で多穂性を示す特異な品種で、コシヒカリとユーカラのRILsを用いたQTL解析により多穂性に関する遺伝子座領域は染色体7に検出されていた。この染色体7のQTLは、qPNLF7(Panicle number at Low fertilizerに関する染色体7のQTL)と名付けた。本研究では、ユーカラ型のqPNLF7を持つRILとコシヒカリとの交雑後代の連続無施肥水田での栽培と遺伝子型調査による絞り込みを行った。その結果、qPNLF7は3カ年に渡り無施肥水田での穂数の増加に寄与することが分かった。また遺伝子単離に使えるマーカー組み換え系統を選抜できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

染色体7遺伝領域に見出したイネ品種ユーカラ由来の多穂性形質は、複数年の連続無施肥水田で再現性を確認することができたため、世界的に重要な低投入持続型農業の実現に寄与しうる形質といえた。この多穂性形質は、低栄養ストレス耐性イネ遺伝資源への導入を進めており、2021年に採択された課題で本研究で得られた知見を継続的に利用することができる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] リン無施肥水田で栽培したイネの、収量関連形質のゲノム解析2019

    • 著者名/発表者名
      橋本康史, 山崎将紀, 清水顕史
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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