研究課題/領域番号 |
18K05599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39020:作物生産科学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
松村 篤 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (30463269)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ダイズ / 遺伝資源 / リン吸収 / 根系構造 / アーバスキュラー菌根菌 / 難溶性リン / 低リン耐性 / 難溶性無機態リン / ダイズコアコレクション / リン / 菌根菌 / 有機酸 / 根系発達 |
研究成果の概要 |
多くの研究者が共通して利用できるダイズコアコレクションを用いてダイズのリン栄養に関する情報を集積することを目的とした。本研究では、ダイズのリン獲得に関与する根系構造の変化、ダイズのリン吸収を促進するアーバスキュラー菌根菌との共生、難溶性リンの利用能などの諸形質について世界のダイズコアコレクション内での品種間差異を明らかにし、各形質に関して有望と思われる品種を特定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有限な資源であるリン鉱石を原料とするリン肥料は今後も世界的な需要拡大が見込まれ、将来の供給不足が懸念されている。本研究ではダイズを対象として多様な遺伝資源を含むコアコレクションを用いて様々なリン獲得戦略の品種間差異やそのメカニズム解明に努め、数品種ではあるが有望系統を選抜することができた。遺伝子導入技術が急速に発展している中,本研究成果はリン栄養に関するダイズ育種に貢献すると思われる。
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