研究課題/領域番号 |
18K05745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
今西 純一 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 教授 (80378851)
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研究分担者 |
下野 嘉子 京都大学, 農学研究科, 准教授 (40469755)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 在来種 / 緑化 / 遺伝的多様性 / 生物多様性保全 / 生態系マネジメント / 生態系マネージメント |
研究成果の概要 |
生物多様性の保全上重要な地域の緑化では,在来種を使用するだけでは十分ではなく,その遺伝的多様性にも配慮する必要がある。そこで,法面緑化によく使用される在来植物であるメドハギ,コマツナギ,ヨモギ,チガヤを対象に,日本国内における種内の遺伝的多様性を把握し,その遺伝的変異の地理的分布を明らかにした。また,自然生育地の個体と,緑化法面の個体,緑化用種子から育成した個体との遺伝的差異の程度を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
緑化植物の自然生育地における地理的遺伝構造は国内外ともに研究例が多いとは言えない。本研究は日本で法面緑化によく使用される4種を対象に次世代シーケンサーを用いて遺伝的変異を詳細に検討した,緑化分野における先駆的な研究である。本研究の結果は緑化における遺伝的多様性への配慮の必要性を示唆するものであった。また,遺伝的多様性に配慮した緑化における種子の採取地域の決定に重要な科学的知見を提供した。
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