研究課題/領域番号 |
18K05755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
北原 文章 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (50582748)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 国家森林資源調査 / 連続性 / 一般化差分式 / 森林生態系多様性基礎調査 / NFI / 不連続性の評価 / 樹高 |
研究成果の概要 |
国家森林資源調査(NFI)は現地調査に基づく日本の森林資源統計量得るための調査である。NFIデータを用いて西日本南部におけるスギ人工林の連続性を確認したところ,伐採や枯死などの影響を除いても蓄積量が減少するなどのプロットが多く存在していた。その要因としては樹木の計測誤差が考えられ,精度検証事業以前と以降でその影響度合いが異なっていた。固定試験地でのデータをもとに成長関数を一般化差分式へ誘導し不連続なデータを補正する補正式の構築を行いその有効性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の成果を全国的に適応することで,プロット単位での時系列NFIデータの信頼性が高まり,国のみならず地域(県や流域)でのデータの有効利用(資源量予測,成長予測等)を図ることが可能となる。また,今後パリ協定等の国際報告において,データの不連続性の評価およびその補正は,わが国のNFIやその森林資源統計量の信頼性を高めることとなり,日本の森林資源量把握として学術的のみならず,国際対応の面からも有用である。
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