研究課題/領域番号 |
18K05834
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40040:水圏生命科学関連
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
竹内 猛 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, スタッフサイエンティスト (60599231)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アコヤガイ / 真珠養殖 / ゲノム編集 / トランスクリプトーム / プロテオーム / ゲノム |
研究成果の概要 |
アコヤガイによって作られる養殖真珠は日本でもっとも重要な水産資源の一つである。アコヤガイには白い貝殻を作る突然変異が知られており、白色貝は純白の養殖真珠をつくるために利用される。本研究では、貝殻白色化の原因遺伝子をさぐるため、アコヤガイの高精度ゲノムアセンブリの構築やトランスクリプトーム、プロテオーム解析を行った。これらの結果から、白色貝突然変異の原因遺伝子候補を複数同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ゲノム編集に必要な、高分子をアコヤガイ生体に導入するための様々な手法を試行した。実験によって得られた知見は今後のアコヤガイゲノム編集技術の確立にむけて有用な情報となる。また、アコヤガイ外套膜における網羅的な遺伝子発現データ、産出されるタンパク質データや、染色体スケールの高精度ゲノムデータは、アコヤガイのあらゆる生物学的機能を研究する上で極めて重要なデータベースとなる。これらのデータベースはインターネットで公開し研究コミュニティに提供することで、アコヤガイおよび軟体動物研究の活性化に役立てる。
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