研究課題/領域番号 |
18K05906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡安 崇史 九州大学, 農学研究院, 准教授 (70346831)
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研究分担者 |
吉永 崇 公益財団法人九州先端科学技術研究所, オープンイノベーション・ラボ, 特別研究員 (10598098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 低コストフェノタイピングシステム / 環境モニタリング / 植物体センシング / 画像解析 / 複合現実感 / 高速植物フェノタイピング / 植物生育計測 / 低コストデバイス / 複合現実 / 画像処理 |
研究成果の概要 |
本研究では,育種や農業生産システムの高度化を目的に,小型コンピュータ,RGB-Dカメラをはじめとする各種センサ,ロボット技術,AI等を援用した圃場環境情報の計測や制御,植物の生育状態の精密計測を自動かつ高密度に行う基板技術の開発を目指したものである.開発された技術の妥当性は,植物栽培実験を実際に行うことによって評価した.その結果,一部の技術に関しては改良やさらなる精度向上が必要であると判断されたものの,実用できる水準の技術も開発できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,ICTを活用して植物の生育状態を高精度に計測することにより,新たな品種の開発や栽培管理技術の高度化などに役立つ基礎技術の提案を行うことを目的としている.近年では,ICTの目覚ましい発展を背景に,様々な機器の低コスト化やオープンソース化が進んでいる.本研究では,廉価なICT機器やオープンソースハードウェア・ソフトウェアを援用した植物生育特徴量(草高,葉の数,,植物の大きさ・動き等)の定量計測技術を開発・実証し,上記の課題解決に対する具体的道筋を提示したもので,農業生産技術の高度化の面から農学ひいては我が国農業の発展に寄与するものと考える.
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