研究課題/領域番号 |
18K05909
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
神田 英司 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (90355272)
|
研究分担者 |
芝山 道郎 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (10354060)
下田代 智英 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (30315402)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 画像解析 / 全天球画像 / ドローン / 天球カメラ / 水稲 / 全天球カメラ / マルチバンド / 植被率 / LAI / SPAD値 / 天空カメラ / マルチバンドカメラ / 高温登熟障害 / 生育診断 / リスク評価 |
研究成果の概要 |
高温登熟障害リスクの低い追肥による成育後期重点型とその対象のための基肥重点で栽培した水稲群落の成育経過について評価した。光量子センサによる天空に対する透過高量子率とLAIには相関があった。トイドローンによる空撮画像による植被率とLAI、乾物重、茎数の関係があった。また、株元で撮影した全天球画像を解析し、草丈、茎数、LAI、乾物重などの生育調査項目との関係、さらに高温登熟障害とも関係の深い下位葉の枯れ上りの推移を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
開発した360°カメラを用いて、水稲の群落下で全天球撮影する手法は、水稲の草丈、茎数、LAI、乾物重などの生育調査項目が推定できるだけでなく、下葉の枯れ上りの進行時期や速度を計測することで高温登熟障害リスクを推定することが可能である。さらに、この手法は株の開張度の評価とか、害虫またはその吸汁跡の探索にも使用できる可能性がある。 さらに、カメラを地上走行型ドローンに取り付け、圃場内を定期走行させることで、UAVのような制限なしで、水稲の生育状況の評価に使用できる。
|