研究課題/領域番号 |
18K05910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
山本 聡史 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (20391526)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 作物群落 / 全方位カメラ / 生育情報 / ドローン / 自律走行車両 / ポイントクラウド / フィールドセンシング / 画像処理 / 可視化 |
研究成果の概要 |
ドローンを補完するフィールドセンシング技術を確立するため、大規模ほ場の作物群落に分け入って、内部の画像を撮影した。効率良く情報を得るため、全方位カメラを用いて収穫間近のイネ、トウモロコシ、ダイズの作物群落を撮影した。さらに、大規模ほ場の任意の場所で撮影するため、RTK-GNSSを搭載したドローンや自律走行車両にステーを取りつけ、その先端に全方位カメラを装着し撮影した。その結果、揺れの影響などが明らかになるとともに、ドローンでの撮影が困難で、かつ、生産者が見ることがないような群落内部の様子を撮影できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドローンを用いた生育情報のモニタリング技術が普及しつつあるが、ほ場全体をカバーするためには、ドローンの飛行時間の制約により、一定以上の高度から空撮する必要がある。このため、作物に近づいて撮影することはほとんどなく、ほ場中央の作物の詳細な生育情報を把握することが難しかった。本研究の成果により、RTK-GNSSの高精度な位置情報に基づき、ほ場の任意の場所の全方位画像を得ることができることから、ドローンを補完する生育モニタリングの基盤技術の確立に寄与できた。
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