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微生物学的統御の違いにおける腸内細菌叢と大腸がんの関連性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K06046
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

小久保 年章  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門, 上席研究員 (10425663)

研究分担者 石田 有香  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門, 主幹研究員 (40415435)
相澤 竜太郎  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門, 研究員 (70814680)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード腸内細菌叢 / Apc Minマウス / 大腸がん / メタゲノム解析 / SPF動物 / コンベンショナル動物 / 微生物学的統御 / 消化管腫瘍 / ApcMinマウス
研究成果の概要

大腸がんに関して、腸内細菌叢の違いが消化管腫瘍の発生数を変化させることの十分な解明はされていない。本研究では、Apc MinマウスがSPF又はコンベンショナルな環境で発生する消化管腫瘍が、腸内細菌叢とどのような関係になっているかを検討した。その結果、我々の実験動物施設では、マウスの腸内細菌叢はProteobacteria門とBacteroidetes門の細菌がほとんどを占め、それらの比率が飼育環境で異なることが明らかとなり、Apc Minマウスでは、飼育環境の違いにより小腸の腫瘍増加する部位が異なる判明した。また消化管腫瘍の悪性化に関与する可能性のある菌種があることも分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

大腸がんは罹患者数が多いこともあり様々な研究が進められ、その原因の一つに腸内細菌叢が関与していることが報告されているが十分に解明されていない。本研究は、大腸がんモデル動物のマウスを用いて検討したところ、飼育する環境の違い、即ち腸内細菌叢の違いで消化管腫瘍が増加する部位が異なる傾向が明らかとなった。また消化管腫瘍の悪性化(がん化)に関与する可能性のある菌種を見出したことは、重要な情報と考えられる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Minマウスを用いた腸内細菌叢と大腸がんの関連性に関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      小久保年章, 石田有香, 相澤竜太郎, 森岡孝満, 柿沼志津子
    • 学会等名
      第162回日本獣医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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