研究課題/領域番号 |
18K06114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43030:機能生物化学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
樹下 成信 岡山大学, 自然生命科学研究支援センター, 助教 (60646917)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トランスポーター / グルタミン酸 / 神経化学伝達 / VGLUT / 脂質制御 / オリゴマー / 小胞型神経伝達物質トランスポーター / 構造変化 / 脂質 / 胞型神経伝達物質トランスポーター |
研究成果の概要 |
神経化学伝達は神経伝達物質が小胞に濃縮され、開口放出されることで開始する。 二次性能動輸送体で駆動力が必要な小胞型神経伝達物質トランスポーターは、駆動力を利用して神経伝達物質を輸送する。タンパク質-脂質間相互作用の研究は近年盛んに行われているが、脂質環境が不明または個々の細胞で脂質組成が異なるため、その相互作用様式も各タンパク質により異なることから、一貫した手法が確立されていない。研究代表者はこれまで小胞型神経伝達物質トランスポーターの研究を行う中で、その一つである小胞型グルタミン酸トランスポーター:VGLUTが脂質の制御をうけていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脂質ータンパク質相互作用解析は最近の一つのトピックスとして非常に進んできている分野ではあるが、本研究により、新たに、神経のシグナル伝達に関わるトランスポーターについても同様に脂質制御を受けているということを明らかにした。そしてこれが、生理機能として重要であったことは、今後、神経シグナル伝達解析において、重要な手がかりとなるばかりか、脂質による制御があったことは、今後の神経化学研究においても重要な知見と考えられる。
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