研究課題/領域番号 |
18K06166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
伊関 峰生 東邦大学, 薬学部, 教授 (60414009)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 光活性化アデニル酸シクラーゼ / 光遺伝学 / フラビン / cAMP / オプトジェネティクス / 光センサー / アデニル酸シクラーゼ / 光センサータンパク質 / 光応答 |
研究成果の概要 |
本研究は、光活性化アデニル酸シクラーゼ(PAC)の機能改変および新規類似タンパク質の機能解析を進めることにより、光遺伝学ツールとしての有用性を高めることを目的としたものである。最近バクテリアゲノム上に見出された16のPAC類似遺伝子について機能解析を進め、うち7つは光で活性化されるアデニル酸シクラーゼとして機能することを明らかにした。これらの中には温度感受性や最大速度の異なるものがあり、光遺伝学ツールのレパートリーを増やす意味で重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光活性化アデニル酸シクラーゼ(PAC)は、さまざまな生体機能を光で人為的にコントロールする光遺伝学ツールとして使用可能なタンパク質である。本研究により、バクテリアのゲノム塩基配列データ上に情報としてのみ存在するPAC類似配列について機能解析が行われ、その幾つかは光で亢進されるアデニル酸シクラーゼ活性を示し、興味深い特徴を持つことが明らかになった。これは光遺伝学ツールの多様性を高めるものであり、光遺伝学的手法の応用範囲拡大につながると期待される。
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