研究課題/領域番号 |
18K06192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
吉岡 恭子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (50358321)
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研究分担者 |
栗田 僚二 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (50415676)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | RNAエピジェネティクス / N6-メチルアデノシン / イムノアッセイ法 / 表面プラズモン共鳴法 / マイクロデバイス / N6メチルアデノシン / イムノアッセイ / 大腸菌RNA / RNA修飾 / エピジェネティクス / 抗原抗体反応 / トランスクリプトーム |
研究成果の概要 |
RNA-DNAハイブリッド鎖の高次構造、特にバルジ構造内にある核酸塩基が自由に運動でき、抗体がその核酸塩基を選択的に認識することを利用したRNAの特定N6-メチルアデノシン検出法を考案し、大腸菌RNAの特定N6-メチルアデノシン一塩基の配列特異的な検出が可能であることを示した。本イムノアッセイ法を、表面プラズモン共鳴法を用いたマイクロデバイスに適用し、RNA増幅せずに、少量の試料量でRNAの修飾情報を迅速に取得できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案したRNA-DNAハイブリッド鎖高次構造内にある塩基を抗体が選択的に認識できることに基づく検出原理を利用したイムノアッセイ法は、特定のRNA塩基の修飾情報を簡便・迅速に測定できる方法であり、網羅的なエピトランスクリプトーム解析技術とともに、有用な情報が得られる測定法であると考える。将来、特定のRNA修飾と疾病等の関連性が明らかになれば、本イムノアッセイ法を適用したマイクロデバイス等を利用することで、医療現場等で当該RNAの修飾情報をオンサイトで迅速・正確に得ることができると考える。
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