研究課題/領域番号 |
18K06321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44040:形態および構造関連
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研究機関 | 日本獣医生命科学大学 |
研究代表者 |
中田 友明 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 講師 (50549566)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 性フェロモン / ソデフリン / アイモリン / 両生類 / 生殖行動 / 配偶者選択 / フェロモン / イモリ / 性行動 / 鋤鼻器 / ホルモン |
研究成果の概要 |
本課題研究でもたらされた成果をまとめると以下の3点である。 ①今回多数の雄イモリに発現する性フェロモン遺伝子を調査した結果、シリケンイモリには新規ソデフリン相同ペプチド機能していた。②雌の非存在下で雄の求愛行動が誘発される条件を検討し、雄の体型や婚姻色が他個体からの求愛を抑制、雌の飼育水には未同定の性フェロモン分子が存在すると解った。③遺伝子改変イモリの作成:ゲノム編集技術を研究対象のアカハライモリに実用化できるようになったことで、今後さらに高解像度な性フェロモンコミュニケーションの分子生理学的な機序の解明を行える準備ができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
性フェロモンは動物の配偶者選択に深く関わる生殖制御因子の1つである。本研究は、異性の性行動を誘起する雌雄両性の性フェロモンペプチドが同定された唯一の四肢動物であるイモリを用いて、異性の性行動を誘起する性フェロモンの分子的作用機構について分子生物学・組織形態学・行動生理学などの多角的アプローチ法で調査し、脊椎動物の配偶者選択に関わる雌雄間コミュニケーションの研究基盤を確立することを目的として実施した。
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