研究課題/領域番号 |
18K06329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
江島 亜樹 東京大学, 定量生命科学研究所, 協力研究員 (00548571)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経可塑性 / フェロモン / 嗅覚 / 馴化 / ショウジョウバエ / 嗅覚馴化 / Caイメージング |
研究成果の概要 |
ある匂いを嗅ぎ続けると、やがてその匂いを感じなくなる。これは感覚神経系における馴化現象の一つで、恒常的な刺激を知覚しにくくすることにより、新たな刺激を検知しやすくする機能があると考えられる。本研究では、比較的単純な脳構造をもつキイロショウジョウバエのフェロモン応答をモデルに、匂いの馴化および脱馴化を制御する神経分子基盤を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により見出された性特異性をもつ嗅覚二次神経は、神経中枢において嗅覚だけでなく味覚や聴覚刺激など入力信号のANDゲートとして働くことが明らかになったことから、馴化機能と動物の「パターン行動」の順序を決める信号強化の関係を理解する基盤となると期待される。
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