研究課題/領域番号 |
18K06367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45020:進化生物学関連
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
榊原 恵子 立教大学, 理学部, 准教授 (90590000)
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研究分担者 |
関本 弘之 日本女子大学, 理学部, 教授 (20281652)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 世代交代 / 転写因子 / KNOX遺伝子 / ストレプト藻類 / 陸上植物 / 進化 / KNOX2 |
研究成果の概要 |
陸上植物はその生活環の中で単相と複相の両方に多細胞体制を構築する世代交代を行う。陸上植物ヒメツリガネゴケにおいて同定されたホメオボックス型転写因子KNOX2遺伝子は陸上植物とストレプト藻類の共通祖先において既に存在していた。ストレプト藻類ヒメミカヅキモを用いて変異体を単離した。別の陸上植物であるツノゴケゲノムを解読したところ、ツノゴケはKNOX2遺伝子を持つが、姉妹遺伝子であるKNOX1遺伝子は持たないことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者は陸上植物の世代交代制御因子であるKNOX2遺伝子を報告しているが、KNOX2遺伝子は陸上植物出現以前から陸上植物と緑藻類の共通祖先において存在していたことがわかった。陸上植物以前の機能解明のため、緑藻類のKNOX2遺伝子の機能解析を実施し、変異体を獲得できた。 ツノゴケAnthoceros agrestisのゲノム解読を行い、ツノゴケゲノムにはKNOX2遺伝子は存在するがその姉妹遺伝子であるKNOX1遺伝子は欠失していることを示した。
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