研究課題/領域番号 |
18K06713
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
佐伯 真弓 公益財団法人東京都医学総合研究所, 疾患制御研究分野, 主席研究員 (00462771)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 免疫 / T細胞 / 味覚受容体 / アレルギー / 味覚 / 免疫応答 / 苦味受容体 |
研究成果の概要 |
以前の臨床研究において、我々は、舌下免疫療法の奏功に苦味受容体が関与する可能性を報告した。今回の研究では、T細胞における苦味受容体の役割について検討した。苦味受容体を発現させたT細胞の活性化に対する苦味リガンドの効果を検討したところ、抗原刺激によるT細胞のサイトカイン発現上昇が抑制された。以上より、苦味受容体やそのリガンドはT細胞の活性化を抑制する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
以前の臨床研究において、我々は、舌下免疫療法の奏功に苦味受容体が関与する可能性を報告したが、本研究で、はじめて、苦味受容体が実際T細胞の活性化に影響を与えることを示した。今後、更に研究を進めることにより、舌下免疫療法の奏功機序の解明につながることが期待される。
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