研究課題/領域番号 |
18K06727
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
|
研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
久保 美和 徳島文理大学, 薬学部, 准教授 (00330754)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 神経栄養因子様活性物質 / PC12細胞 / Gmelina arborea / 神経栄養因子 / 神経幹細胞 / モレキュラーネットワーキング / メタボロミクス / 天然物メタボロミクス |
研究成果の概要 |
神経栄養因子様活性物質探索の1次スクリーニングとして、BS試験 (BST) を適用し、約600種類のミャンマー産植物ライブラリーのスクリーニングを行った。その結果、シソ科に属するGmelina arboreaを含む数種の植物がBST活性を示し、それらがPC12細胞に対して神経栄養因子様活性を示すことを見いだした。誰もが簡単にできるBSTが神経栄養因子様活性物質探索の1次スクリーニングとして有用であることが分かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
創薬の初期を担う1次スクリーニングは,安価で,簡便且つ迅速であることが望ましい。本研究では,誰もができるブラインシュリンプアッセイを用いて,世界が渇望するアルツハイマー型認知症の根本的治療予防薬開発を指向した,神経可塑性賦活化剤である神経栄養因子様活性物質探索のための簡便なフェノタイプ型ハイスループットスクリーニングを構築し,天然物メタボロミクスを活用した高効率的な化合物精製法と統合した次世代型天然物創薬の発展へ繋がる結果を得ることができた。
|