研究課題/領域番号 |
18K06728
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
當銘 一文 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 准教授 (80563981)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 和漢薬 / 生薬 / ボウフウ / コツサイホ / NMR / LC/MS / 成分プロファイリング / 多変量解析 / 配糖体 / 定量NMR / 骨砕補 / 防風 |
研究成果の概要 |
本研究では多数の成分から構成される和漢薬成分の包括的な理解を目指し,従来から行われている和漢薬のHPLC法による成分プロファリングを行うとともに,NMRによる成分プロファイリング技術を和漢薬研究に導入することを目指した. モンゴル産ボウフウについてLC/MSデータを用いて多変量解析を行ったところ,クロモン類の含量に応じて産地によって区別できることがわかった.またNMR法でも主要化合物の含量に応じて産地や生育環境の違いが確認できることがわかった.コツサイホについてもNMR法で基原種や修治法の違いによる成分の違いにより区別できた.本研究はNMR法による成分プロファイリングの有用性を示すことができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
漢方薬などの和漢薬は西洋薬とは異なり多数の成分から構成されている.これら多数の成分が複合的に作用することにより和漢薬の特徴でもある多彩な薬理作用が示されると考えられているが,成分の全貌は必ずしも明らかになっていない.本研究では,和漢薬の複合成分を包括的に理解することを目的として,機器分析データを利用して,精度の高い成分プロファイリング技術を開発することを目的とした. 本研究成果を発展させることで,より精密な和漢薬成分のプロファイリングができるようになり,複合成分からなる和漢薬の成分を包括的に理解することにつながると期待され,学術的意義や社会的意義を有している.
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