研究課題/領域番号 |
18K06841
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48010:解剖学関連
|
研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
松村 譲兒 杏林大学, 医学部, 特任教授 (90173880)
|
研究分担者 |
長瀬 美樹 杏林大学, 医学部, 教授 (60302733)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 臨床解剖学 / サージカルトレーニング / ピロリドン / 腹腔鏡手術 / 医療機器開発 / ホルマリン / 遺体 / 固定法 / 手術手技修練 / 腹腔鏡 / 気腹 / 固定液 / ホルマリンフリー / 肉眼解剖学 |
研究成果の概要 |
昨今、ご遺体を用いたサージカルトレーニングのニーズが高まっており、組織が固くならない固定法の開発が望まれている。本研究では、研究代表者らが開発したピロリドン固定解剖体の特性を解析し、本固定法が腹腔鏡手術、頭蓋底外科手術、摘出喉頭標本を用いた発声の機能解析に有用であること、エコーガイド下で安全に深部麻酔を行うために開発した、先端よりエコーを発する穿刺針の有益性の実証に役立つことを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のホルマリン固定法は、組織硬化作用が強すぎることや健康弊害の懸念より手術手技修練には不向きである。本研究では、我々が開発したピロリドン固定法が、腹腔鏡手術や頭蓋底外科手術の手技修練、医療機器開発におけるデバイス評価、発声のメカニズム解析や治療法開発に有益であることが実証され、医療レベルの向上、さらには解剖に関わる人々の健康維持という面からも社会貢献につながるものと考える。
|