研究課題/領域番号 |
18K07056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49030:実験病理学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
小林 俊彦 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 副プロジェクト長 (40613203)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 炎症 / リソソーム / トランスポーター / アミノ酸トランスポーター / 炎症応答 / 免疫細胞 / 免疫 / 免疫疾患 |
研究成果の概要 |
本研究は、リソソーム局在アミノ酸トランスポーターSLC15A3を介した新規炎症シグナルの制御機構、および慢性炎症疾患の病態制御における役割の解明を目的として行った。研究期間を通じ(1) SLC15A3による炎症制御機構の解析、(2)炎症応答におけるSLC15A3発現細胞の同定と役割の解明、(3) SLC15A3会合分子の探索を行い、SLC15A3がTMPD投与によって誘導される肺炎症・肺胞出血の病態維持に重要な役割を果たしていること、特にSlc15a3を高発現する炎症性単球や好中球におけるこの分子の機能が重要であることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、リソソーム局在アミノ酸トランスポーターSLC15A3を介した新規炎症シグナルの制御機構、および慢性炎症疾患の病態制御における役割の解明を通じて、SLC15A3による新規炎症制御機構を明らかにすることを試みた。本研究成果の一部は既に学会等において公表済みであり、アミノ酸トランスポーターによる細胞内代謝変化を介した免疫応答の制御機構は、免疫学のみならず細胞生物学領域にも大きなインパクトと波及効果をもたらすことが期待される。
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