研究課題/領域番号 |
18K07168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49070:免疫学関連
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研究機関 | 北海道大学 (2020-2021) 東京大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
岡崎 朋彦 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (50724598)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | インターフェロン / ウイルス感染症 / アポトーシス / ウイルス感染 / Gla化 |
研究成果の概要 |
我々はこれまで、ウイルス複製を制限するⅠ型インターフェロン(IFN)産生と、感染細胞除去を担う細胞死という二つの異なる応答を使い分ける機構を見出し、更にこの二つの応答の使い分けが宿主の恒常性維持とウイルス排除を両立するという可能性を示してきたが、抗ウイルス応答の使い分けによって実際にウイルス排除が達成されるかは不明であった。本研究において、抗ウイルス応答の使い分けによってウイルス排除が行われていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞内の翻訳後修飾を介した新たなシグナル伝達機構が存在する可能性を見出した。今後様々な生命現象において、この翻訳後修飾が機能を果たすことが明らかになると期待できる。また、ウイルス排除を担う新たな分子機構を見出すことが出来た。これらの分子機構をターゲットとした新たなウイルス感染症治療法や予防法の基盤を提供することで、成果を社会に還元できる。
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