研究課題/領域番号 |
18K07270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
古嶋 昭博 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 准教授 (20161903)
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研究分担者 |
野口 和浩 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90578816)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ベータ線 / チェレンコフ光イメージング / ガンマ線 / ヨウ化セシウムシンチレータ / ヨウ素125 / テクネチウム99m / ガンマ線・X線シンチレーションイメージング / ハイブリッド光イメージング / CsI固体シンチレータ / チェレンコフ光 / 蛍光・発光イメージングシステム / ガンマ線核種 / I-125 / 放射能定量 / 固体シンチレーション / シンチレーションイメージング / 分子イメージング / ベータ線放射性同位元素 / ガンマ線放射性同位元素 / シンチレーション / 動物実験 |
研究成果の概要 |
放射性核種を用いたチェレンコフ光イメージングは生命科学研究での小動物実験に不可欠な分子イメージングの一つである。しかし小動物生体内の臓器や組織の働きや病変を調べるために用いられる放射性核種から出るチェレンコフ光を体外で検出してイメージングする際に光減衰が大きな問題となる。今回の研究において、その検出能力を補助するために初期に開発したハイブリッド光イメージング法の最適化を試み、放射性核種の検出能力を大きく改善できる方策を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国において、主な死亡原因であるがん(悪性腫瘍)の早期発見および治療が急務となりつつある。最近アルファ線やベータ線を出す放射性核種(RI)を体内投与するRI内用療法はその有力な治療法の一つとなっている。本研究で得られた成果は、マウス等のin vivo実験における腫瘍部位での治療用RIの集積を容易に光でイメージングできることと同時にリアルタイムに治療効果を確認できるという、治療と画像診断の融合(theranostics) の基礎研究に貢献できることに意義を持つ。
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