研究課題/領域番号 |
18K07380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51030:病態神経科学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
中込 隆之 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (80434950)
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研究分担者 |
高木 俊範 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00452152)
松山 知弘 兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (10219529)
吉村 紳一 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (40240353)
久保 秀司 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (10441320)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脳梗塞 / 幹細胞 / 神経再生 / 細胞移植 / 移植 |
研究成果の概要 |
本研究では、外減圧術のみならず、内減圧術が必要となった脳梗塞患者の梗塞巣より単離したヒト由来脳傷害/虚血誘導性幹細胞 (human-derived injury/ischemia-induced stem/progenitor cells; h-iSC) を脳梗塞マウスに移植し、その有効性に関して検討した。その結果、h-iSCは、細胞移植周囲に生着し、その一部は神経マーカーを発現していた。また、h-iSCを移植した群では、コントロール群(細胞非移植群)と比較し、神経機能の改善を認めた。以上の所見より、h-iSCは、将来、脳梗塞患者を対象とした新規細胞治療となり得ることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、h-iSCによる細胞移植療法は、これまで有効な治療法が限られていた脳梗塞患者に対する新規治療法になり得ることが示唆された。また、本治療法の確立及び発展は、将来、脳梗塞患者をはじめとし、様々な神経疾患に対して多大なる貢献をもたらし得ることから、本研究成果は意義あるものであると考えられた。
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